天然石調仕上塗装材アドグラ販売元・責任施工、アイワテック株式会社。

アイワテック株式会社

アドグラピンネットQ&A

P-1アドグラピンネット工法とはどういった工法なのですか?

ピンネット工法で全面的なタイル落下防止と下地の整形、保護層の作成を行い、その上を 特許材料アドグラで美しく高級感のある石張り状に仕上げる複合工法です。

■ピンネット工法

既存タイル貼り壁面全体を三軸ビニロンネットと専用のポリマーセメント材で、補強・一体化し、 さらにステンレスアンカーピンでコンクリート躯体に固定して、既存のタイルやモルタルの剥落を 防止するとともに、新規仕上げに適した下地を構築する外壁複合改修工法です

■アドグラ

日・米・豪・台で特許を取得した、独創的なコテ塗り石調仕上塗装材です。

P-2ピンネット工法を採用するメリットは?

フィラーとネットの組み合わせによる面的なつながりを持つ新たな下地が、既存の下地に被覆する ことにより剥落や落下を防止します

ピンとフィラー・ネットが一体となった強固な保護層が、ひび割れ・破損・剥がれの発錆を防ぎ 耐久性を向上させます

既存の下地を除去する必要がない為、廃材の発生を抑制するとともに、騒音や振動が抑えられるので 建物を使用・活用しながらの全面改修が可能です。

P-3適用可能な下地や部位は?

<下地>

タイル面・モルタル面・打ち放しコンクリート面・塗装面

<部位>

外壁のあらゆる面に適応可能です。
特に劣化による落下の危険度が高い、庇や鼻先部、パラペットや笠木部、ベランダ下部、出隅部などの剥離・剥落に対する高い保護効果が期待できます。

P-4保証期間はどのくらいですか?

タイルやモルタルの落下防止、改修仕上層の剥がれに対して、10年間保証いたします。

P-5期待耐用年数は何年くらいですか?

独立行政法人建築研究所でのピンネット後暴露試験25年目の追跡調査でもピンの保持力・フィラーの
付着力、ネット・ピンの劣化共に全くありませんでした。

UR都市機構によるピンネット工法で改修し、20年以上経過した建築物の追跡調査でも、
ピン・ネット・フィラー共に、ほとんど劣化がみられませんでした。

上記から考察して、表面の新規仕上層を適切にメンテナンスしていけば、50年程度の期待耐用年数を
有しているものと思われます。

P-6ネットが地震などの動きで破損することはありますか?

使用するGNSネットはビニロン製三軸ネットで、あらゆる方向からの引張や衝撃に対応できる形状、
強度となっています。加えて㎡あたり4本(500mmピッチ)のピンで躯体に固定してますので、
地震による破損には極めて強く、東日本大震災(2011.3.11)においても震源地付近の複数のピンネット
施工物件で、落下の被害が確認されず、安全性が実証されています。

P-7ピンネット工法は何年前から運用されていますか?

今から30年前(平成2年)より使用されています。
また、平成5年に財団法人日本建築センターによる技術審査を取得し、平成9年には国土交通省による
技術審査証明を取得しています。

P-8他の外壁改修工法と比較したメリットは?

①全面的な落下防止が期待できる。
②地震に対する安全性が強い。
③耐候性・保護性能が高く、長寿命化ができる。
④湿式工法のため、複雑な形状に対応できる。
⑤仕上層を含めた厚さが10mm以下となるため、既存設置物(サッシ・配管・看板など)の移動が
不要で、移設の検討が不要。
⑥騒音や臭気が発生せず、廃棄物も抑制できる。
⑦長期にわたり運用されている技術で、材料や施工への不安がない。

P-9施工する前にどのような調査をしますか?

【工法決定前】

・目視・打診・触診・赤外線などによる劣化部の調査。

・コア抜取り調査(使用するピンの長さを決定する為)

・アンカーピン引張試験(躯体のピン保持力を確認する)。

【工事着工時(足場仮設後)】

・事前補修の必要な損傷部の調査及びマーキング・作図
欠損、剥がれ、ひび割れ、タイル(塗膜)の浮き、鉄筋発錆部など

P-10事前補修の内容は?

<欠損・鉄筋発錆部>
斫り落としの上、埋め戻し(鉄筋発錆部については防錆処理を含む

<ひび割れ>
0.3mm以上の漏水の恐れのあるものは、Uカットシーリングまたは低圧注入

<浮き>
0.5㎡以上のまとまった浮きはピンニング(16本/㎡)

P-11全箇所補修しなくても大丈夫ですか?

ピンネットで全面的に押さえることもあり、小さい浮き(0.5㎡未満のもの)や、陶片浮きなどは補修しなくても良い規定となっています。
他の補修方法と比較して、この点でも経済性に優れています。

P-12既存のシーリンングの上にピンネットは施工可能ですか?

シーリング目地の上へのピンネット施工は避け、既存の伸縮目地は必ず活かして下さい。

P-13検査の方法と種類は?

<施工前>

■コア抜き試験

使用するアンカーピンは躯体に20mm以上の打ち込み規定となり、ピンの長さを決定する為、
ダイヤモンドコアドリルにて外壁のコアを採取し、既存仕上層の断面構成と、仕上厚さを確認します。
検査部位:500㎡毎、面毎に一箇所以上。
既存仕上層が60mm以上になる場合には、別途協議の上。

■アンカーピン引張試験」

引張試験機を使用し、躯体のピン保持力を確認します
検査部位:500㎡毎、面毎に一箇所以上。
検査基準:引張強度が1,500N/本以上。

<施工後>

■フィラー付着力試験

鋼製アタッチメントを施工面に接着し、引張試験機を用いフィラーの付着力強度を確認します。
検査部位:500㎡毎、面毎に一箇所以上。
検査基準:付着強度が0.4N/㎡以上。

A-1アドグラとはどのような材料ですか?

アドグラは日・米・豪・台で特許を取得した、独創的なコテ塗の石調仕上塗装材料です。
既調合材料を、コテ塗りするだけで、色・模様・肌触り全て本石のような仕上がりになります。
【日本特許 第2832424号 U.S.A.PAT.5,891,948】

A-2どのような特長がありますか?

①既調合材料なので、多彩な石目模様が再現可能で、模様にムラを生じません。
②みかげ石・石灰石・ライムストーンなど、ほとんどの石に再現できます。
③下地の中性化を防ぎ、耐候性・対汚染性に優れ、長寿命で改修も容易です
④コテ塗なので、目地の角部が直角に通りよく仕上がります。
⑤ほとんど全ての下地の上に施工可能で、飛散もしないエコ材料です。

A-3どのような部位や下地に施工できますか?

内外壁部いずれにも使用可能です。
コンクリートからスレート板・ケイカル板、金属などほとんどの下地に使用可能です。
※手すりや立ち上がり天端、笠木、階段のササラ、巾木などへの仕様はお控え下さい。

A-4どのような場所・部位への施工が効果的ですか?

【場所】

改修にあたり、景観を向上させたい建物、意匠性を落としたくない建物には最適です。
法人さま、自治体さまの顔となるような施設には特に有効です。

【部位】

建物正面の顔となるような部位への使用は特に効果的です。

A-5コテ塗のメリットは何ですが?

より本石に近い意匠を実現できます。

コテによる塗り付けで、滑らかな石目模様の意匠が再現できます。
吹付工法の噴霧による凹凸が発生せず、親水性に差が出ます。
その効果で、施工後長期間にわたる汚れにくさ(美観維持)も実現できました。

目地の通りの良さ

吹付による表面の凹凸は、端部での角の精度の悪さにつながります。
端部まで均一に材料を塗布できるので、化粧目地がしっかりと立ち、通りの良い
本石張りの意匠を再現できます。

騒音・飛散の軽減

コンプレッサーを使用しない為、エンジン騒音がありません。
また、噴霧による飛散がないため、風向きで広範囲に飛散することでのクレームがありません。
施工環境に制約がある改修工事にも適した材料です。

また、噴霧しない為、材料のロスも少なくなります。約30%ほど使用材料が少なくなり
環境にも優しい材料となっています。

A-6アドグラの種類と色は?

【アドグラみかげ】全30色

色・模様・肌ざわり・質感全ての面で、どこまで天然御影石に近づけるかをテーマに
開発したコテ塗の御影石調仕上塗装材料です。
ほとんどすべての御影石バーナー仕上げを再現できます。

【アドグラライム】全12色

水成岩の持つ、独特な暖かみ・ソフト感・マイルド感を再現することをテーマに開発しました。
きめ細かい肌に仕上げ、水成岩の持つ柔らかさを再現しています。

【特別なオーダーも可能です】

既存の建物の色に合せたいなど、マザーストーンがあれば可能な限り対応できます。
仕様上、トラバーチン・大理石・蛇紋岩などの対応はできかねます。

A-7色や模様のムラができる心配はありませんか?

既調合(プレミックス)材の開発により、施工時に軽く混ぜるだけで、自然で均一な模様が再現できます。

多色同時吹付タイプや重ね吹きタイプなどの他社製品のような試験吹きは一切必要としません。
ガンの動かし方、足場の状況などによって、模様が偏ったりすることもなく、常に均一な石目模様で、
ムラが出にくいのがアドグラの特長です。

A-8化粧目地について教えてください。

【目地の幅・深さ】

標準目地の深さは2mmです。
目地幅は7,10、15、20、25、30mmなどから選択可能です。
※ご要望の深さなどがあればご相談ください

【特殊な目地】

高級感の高い2段目地(江戸切目地)も施工可能です。
詳しくはご相談ください。

【目地割の目安】

外壁に使用する石材の大きさを基準としている為、施工可能な割付けとして、
【最大】1,000×1,000(mm)
【最小】300×300(mm)
程度を推奨しています。

大きすぎる目地、小さすぎる目地は、質感・精度が低下することもあります。
また、小さすぎる目地は、目地作成費用が増加しますので、ご注意ください。

A-9シーリング部の打ち替えの注意点は?

ピンネット同様、アドグラもシーリングの上には施工できません。
伸縮目地や開口部目地のシーリング材を打ち換える際は、アドグラの仕上げ後にシーリング材を
アドグラ仕上げ面に少しかぶせるように施工してください。

基本的には、アドグラ施工時にシーリングの更新を推奨します。
また、落としシールは推奨しません。

A-10騒音や臭気は発生しますか?

下塗材・主材・トップコートすべて水性で臭気の少ない材料を使用しています。
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆取得であり、環境にも優しい材料です。
コテ・ローラーで施工しますので、騒音もごくわずかです。

A-11弾性・防水性のある材料ですか?

下塗材・主材・上塗材すべてに可とう性があり、微細なひび割れや下地の変形にも追随します。
防水材のようなゴム弾性はなく、地震などの大きな挙動のひび割れには追随しきれない場合があります。
防水性に関しては、プレーンモルタルの10分の1程度の低い透水率です。

A-12ゴンドラでの施工は可能ですか?

ゴンドラでの施工も可能ですが、横移動型のゴンドラを推奨します。
飛散防止および、振れ止めの対策が必須となります。
工事の進め方が通常の足場と大きく変わりますので、計画段階で早めにご相談ください。

A-13耐用年数はどのくらいですか?

アドグラの耐候性促進試験では、60年相当経過時で中性化深度1mm、
100年相当経過時で2mmという結果があり、建築研究所発表データなどと併せて考察すると、
適切なメンテナンスを行うことにより少なくても30年以上の期待耐久性があると考えています。

A-14保証期間と内容を教えてください。

保証期間は10年です。
保証期間中のアドグラの剥がれや著しい変色が発生した場合、無償で補修します。
地震や外力による場合は除きます。

※10年以上の長期保証についてはご相談ください。