所在地：長野県松本市
用途：多目的ホール
新築：1992年
改修：2020年
下地：磁器タイル
工法：アドグラピンネット工法(みかげ-特注色）
設計：(株)山下設計
元請：北野建設㈱

建物概要

松本市にあるこのホールは「セイジ・オザワ松本フェスティバル」等が開催されるコンサート会場として、多くの人々から親しまれています。２０２０年、開館から２８年が経過しホールの天井落下防止工事・屋根の張替工事と併せて、外壁改修工事が行われました。

外壁面はピンネット工法で既存タイルの剥落防止を行った後、アドグラで重厚感のある石材調の外観にリニューアルされました。

工事のポイント

・アドグラ仕上げは、本石の凹凸感が求められた為、吹付工法にて施工しました。
・既存の伸縮目地や打継目地毎にアドグラを仕上げ、大型の石調パネルのようなデザインを施しました。
・通常のトップコート２回塗りに対して、さらに１層塗回数を増やすことで耐久性を向上させました。